今回は私がダイエット前に知りたかった体質に合う穀物の選び方についてご紹介していきたいと思います。
自分の体質にあった穀物を選ぶことでダイエット効果が上がるのです。
食べ物には、栄養学だけでは見えてこない不思議な作用がたくさんあります。
その代表的なものが「陰」と「陽」のパワーです。
今回の記事がおすすめな人は下記に当てはまる人です。
食事の改善が必要なサイン
✔︎口の周りが荒れた
✔︎にきびや肌荒れが出た
✔︎過食やストレス食いが目立つ
✔︎不安、焦燥感、ストレスを感じる上記に当てはまる場合は胃腸の不調あり。
糖質やカロリーを制限するより「穀物4割・野菜4割・動物性2割」を意識した方がダイエット効果あります。— tomomi@体質改善コーチ (@tomo164_tomo) December 21, 2021
今回は雑穀を含めた陰陽表を記載していきます。
自分の体質にあったものを選ぶのにご活用ください。
陰陽とは?
自然界に存在するものは、すべて「陰」と「陽」に分けることができます。
例えば、男と女、太陽と月、夏と冬、積極的と消極的などなど…
「陽」の特徴は、明るく温かく活発な感じで、外交的・運動的です。
「陰」の特徴は、暗く冷たく、内向的・静止的ととらえられます。
例えば夏に採れるなすやきゅうりなどの夏野菜は細胞をゆるめて体を冷やしてくれる陰性の物です。
熱帯地方の産物であるコーヒーも陰性の働きを強く持っています。
反対に秋から冬が旬の根菜類や、冬支度を始める動物の肉は、体を温める陽性の食べ物です。
つまり、自然と私たちの習慣は陰陽に沿った習慣になっているというわけです
体質を変えていく鍵は、陰にも陽にも偏らない「中庸」の状態を保つことです。
中庸の状態が食べても太りにくい痩せ体質の状態です。
食物の性質を知ることは、バランスの良い食事にとってかかせません。
自分が持っている陰陽と反対の食物を摂ることで、体は中庸に近づき、陰陽のバランスが整うといえます。
バランスの良い食事で中庸体質を目指すのにご活用ください。
自分の特性はどっち?
こちらは先ほどのツイートの通りです。
多く当てはまる方が現在の自分の陰陽だと考えてください。
陰性気味
✔︎色白
✔︎柔らかい水太り
✔︎寒がり
✔︎少食だが太りやすい
陽性気味
✔︎色黒
✔︎がっちり型
✔︎筋肉質
✔︎赤ら顔
✔︎暑がり
陰陽中庸表
陰陽の世界では、一つのものをどの観点から見るかによって陰と陽のどちらに属するかが決まります。
少し難しいかもしれませんが、「これは必ず陰のものである」ということはなく、見方の観点を変えると、その姿や効果も変わってきます。
例えるのなら、一つの価値観でものを見るのではなく、見方や心の持ちようで幸せ・不幸せが決まるのと同じです。
陰の食材でも熱を加えることで陽性に近づいたりもしますのでこの表はひとつの目安として活用ください。
⚠️食材につきましては一つの参考にしていただき、ご自身にあうもの、ご自身で感じたものを選ぶようにしていくことをオススメいたします。
⚠️こちらの表の食材の分類については文献、著者によって解釈が異なる場合がありますので予めご了承ください。
自分に合った穀物は?
表を見てわかるように穀物は全体で見た場合、食物の中で「中庸」に属します。
また細胞に、ほど良いバランスで活力を与えてくれるので、どのような体質の人にも合います。
つまり、体質改善において穀物は欠かせない食材ということです。
雑殻はそれぞれ持っている栄養素に特徴があります。
例えば、はと麦は他の穀物と比べてミネラル分は少ないもののたんぱく質が多く、アマランサスは多種のミネラル分が驚くほど豊富です。
複数の雑穀を選んで摂ることで、自然に栄養バランスがとれるということになります。
しかし、精白米(白米)やパンを食べる機会が増えたことで、ミネラルやビタミンのバランスが崩れ、食物繊維が不足し、現代の日本人の腸内環境は悪化しています。
腸内環境の悪化が太りやすい体質の原因です。
雑穀は精白米(白米)よりも栄養価が高く、多彩な栄養素や食物繊維、機能性成分を豊富に含んでいます。
ここからは、どの雑穀にどの栄養素が多く含まれているのかを紹介していきます。
タンパク質…甘いものがやめられない人にオススメ
大豆、キヌア、はと麦、アマランサス、キビ、アワ
カリウム…むくみが気になる人、濃い味付けが好きな人にオススメ
大豆、アマランサス、キヌア、たかきび、そば
鉄…頭痛、疲労が気になる人にオススメ
アマランサス、大豆、あわ、キヌア
カルシウム…イライラしやすい、脱力感がある人にオススメ
大豆、キヌア
ビタミンB…脂質や糖をたくさん摂っている人向け
玄米、あわ、キヌア
食物繊維…便秘がちな人向け
大麦(押し麦)、小豆
私の場合、上記に多く当てはまっていてどの穀物を選べばいいのかよくわかりませんでした。
そのように「多く当てはまっていてどの穀物選べばいいのだろう・・・」と思う方は下記のように多くの雑穀が含まれているのを試すのがおすすめですよ。
18kg痩せた現在でも、多くの穀物が含まれている雑穀米を中心に食べています。
おすすめの食べ合わせ
以下でおすすめの雑穀とそれと同時に取ると良い食事を上げていきます。
甘いものが好きな人、吹き出物ができやすい人
おすすめの雑穀【アマランサス、押し麦】
同時にとると良い食材【牛モモ、カツオ、サバ】【ブロッコリー、パプリカ、かぼちゃ】
甘いものが好きな人はビタミンBが消費されやすく、疲れやすい、イライラしがちなどの症状が出てきます。
普段からビタミンBを含む食材を心がけましょう。
普段から食べ過ぎる人向け
おすすめの雑穀【きび、丸麦】
同時にとると良い食材【キャベツ、大根、カブ】【卵、豆腐】
食べ過ぎてしまう方や食べ過ぎた翌日は、内臓機能の働きが弱って代謝が悪くなってしまうため、胃腸を整えていきましょう。
腸の調子を整えるためには、整腸効果のある雑穀の摂取が大切です。
しかし、下痢の症状が出ている際に摂取すると逆効果になるため、症状がある際は控えてください。
冷えが気になる方
おすすめの雑穀【アマランサス、そば米】
同時にとると良い食材【アーモンド、かぼちゃ、アボカド】【ココア、レバー、黒ゴマ、あさり、カツオ】
冷え性は女性に多い症状で、痩せにくい、頭痛、腰痛、肩こりイライラ、のぼせ、めまいなどを伴います。
これらの症状は、主に血液の流れを調節する自律神経の働きが鈍って、血管の少ない手足や腰の血液の循環が悪くなることから起きるとされています。
食生活では血行を良くし、代謝を上げ体を温めてくれるような鉄やビタミンE・B2を含む食品を摂っていくこと、アルカリ性食品を選ぶことが痩せ体質への近道ですよ。
まとめ
以上今回は雑穀を含めた陰陽表を記載していきました。
「多くの症状が当てはまりすぎてどの穀物を選べば良いかわからない」という方はいろいろな種類が含まれている雑穀米を試してみましょう。
自身の不調に合わせて食材を選んでいくことが大切ですね。
ぜひお買い物の際などにご活用ください。