『痩せたいのに今日も食べ過ぎてしまった…』
食べ過ぎた直後に『明日は絶対何も食べない』
皆さんはこんな罪悪感を感じた時がありますか?
この罪悪感こそが食欲が止まらなくなる原因です。
食べすぎた後にこれをすれば大丈夫!ということを知っていたら食べすぎた後も罪悪感を持たなくて済みますよね。
そこで今回は食べすぎた後の対処方法というテーマでお話をしていきたいと思います。
今回の記事がおすすめな人は
・食べすぎた後に罪悪感を持ってしまう方
・食べ始めると止まらなくなる方
このように食べることに罪悪感を持ってしまう方にオススメの記事になっています。
食べ過ぎた翌日に意識すること
まず最初に今回私が1番伝えたいことは、食べ過ぎた翌日に罪悪感を抱いて食事を抜くのは逆効果です!
食べ過ぎた翌日こそ、必要な栄養素を取り、代謝を高めることが重要になってきます。
食べすぎてしまう感情的な原因
食べ過ぎる背景には脾が関係しています。
「脾」とは、胃や腸などの消化器官全般のことを指します。(ここでは胃腸のことだと理解して下さい)
「脾」は食欲の調整をする機能があるので脾が弱ると、食欲のコントロール機能が損なわれるんです。
つまり、日常的に脾が弱る生活をしているということになりますね。
では脾が弱る生活とはなんでしょうか?
それは不安な感情や思い悩む感情を常に抱えた生活です。
「これ食べたら太るな・・・」「このダイエットで本当効果があるのか・・・?」
このようにダイエットに対して不安な感情を常に抱えて過ごしていませんか?
このように考え過ぎたり、不安を抱え込んでいると無意識のうちに脾の機能が弱り”食べ過ぎ”や”飲みすぎ”を引き起こしやすくなります。
そうしてダメだとわかっていながら食べ過ぎる状態が続き、気づけば太ももやお腹回りがキツくなっている…状態になってしまうんです。
食べ過ぎることは誰にでもある
もちろん食べ過ぎないことが1番大切なのですが、食べ過ぎる時って誰にでもあると思うんです。
私も友達とバイキングに行ったり…家族でご馳走を食べたり…このように食べ過ぎたなと思うシチュエーションっていくつか思い当たります。
クリスマス、年末年始など飲んで、食べて、食べて、飲んで・・・こんな状態が続きやすい時期ですよね。
このようなイベントが続く時に「食べすぎた・・・」と悲観的になるのは先ほど説明した通り、食欲を増加させる原因になります。
そうとは言ってもダイエット中の方なら
「食べ過ぎたな」「せっかくダイエットしてたのにな」
こんな後悔を経験したことのある方って多いと思うんです。
でも後から紹介する食べすぎた後の身体の状態と食べすぎた後の過ごし方を知れば大丈夫です。
ここでのポイントとしては外食やご馳走は思いっきり楽しむことが大事ということです。
食べすぎた後の身体の状態
中医学では食べ過ぎ飲み過ぎは血液をドロドロさせて流れを悪くする『痰湿』を生み出すと考えます。
食べ過ぎが続くと血流の悪化が影響し、不安感やイライラを感じやすくなるなど、心の状態にも影響が出はじめます。
『食べ過ぎ』が続く場合は食べすぎたものを排泄して体の内側を綺麗にすることが大切です。
このように食べ過ぎた翌日でも体の内側を綺麗にする取り組みをしていけば、痩せ体質に近づくことができるんです。
この食べ過ぎた後の期間をどう過ごすかで、その後のスタイルが変わってきます。
食べ過ぎた翌日に意識する3か条
まず下記のツイートをご覧ください。
食べすぎた翌日は食事を抜くのは逆効果🙅♀️
不安や自己嫌悪の気持ちから食べてしまう人は頭で考えるのをやめましょう。
毎日同じ天気なんてありえないですよね。
食欲も同じです。食べすぎた翌日こそ、穀物しっかり食べて冷たいものを避けて温かいものをとると身体の温度も気分も上がりますよ。
— tomomi@体質改善コーチ (@tomo164_tomo) December 12, 2021
食べすぎた後に「今日は〇〇カロリーに抑える」とか「今日は何も食べない!」など頭で考え神経質になり過ぎると、さらなる食べ過ぎを引き起こしてしまいがちです。
具体的に私が意識している三箇条をいかにまとめます。
①食べ過ぎた翌日に絶食はしないこと
食べないということは食べ過ぎたものが体の中にずっと残っている状態なので、むしろ太りやすい体質になってしまいます。
なので代謝を促す食材を取り入れていくことが重要です。
その食材については後半解説していきます。
②脾の機能を上げる食材をとる
食べ過ぎたときに多く摂った食べ物は、ほとんどの場合、脂っこいものや塩辛いもの、砂糖たたっぷり使われたスイーツだと思います。
このようなものを食べすぎると脾が疲労している可能性が高いので、食べ過ぎた翌日は脾に優しい食材を選んで胃腸を労わってあげることが大切です。
③穀物を食べる
食べ過ぎた翌日に糖質?と思う方がいるかもしれないんですが、良質な穀物は、身体の機能を円滑にして代謝を正常に保つために重要です。
穀物を抜くことで余計に甘いものへの欲求に繋がる食べたくなったりすることもあるので、食べ過ぎた翌日でも穀物を摂ることは食べ過ぎを続けないコツにもなります
取り入れるべき食材
食べすぎた後の食品選びのコツは消化を促す食品促進や老廃物の排出、胃腸の働きを整える効果のある食材をとることです。
先程言ったように、食べすぎるものは糖質や脂質が多いので糖質や脂質の代謝を促すためには、ビタミンB群の摂取が必要です。
- ビタミンB1…糖質の代謝を促す
- ビタミンB2…脂質の代謝を促す
食べ過ぎた翌日にとっていただきたいのは、ビタミンB1が多く含まれる玄米や雑穀米などの良質な糖質です。
そして中医学では食べ過ぎた翌日は、食べた物が消化されないで胃にたまる食滞を引き起こしていると考えられます。
この食滞を改善するのがリセットのコツになってきます。
食滞の改善におすすめの食材を紹介↓
・消化を促進する食材
大根、にんじん、かぶ喉の白い野菜
オクラ、山芋、などのネバネバ系の野菜
特に大根は消化に良い食材の代表なので、食べ過ぎた翌日には大根おろしをぜひ取り入れていただきたいですね。
・老廃物の排出を助ける食材
白菜・ごぼう・きのこ類・海藻類
ほうれん草・小松菜・バナナ
・胃腸の働きを整える食材
キャベツ、さといも、れんこん、たまねぎ、大豆、りんご
このような食品をぜひ食べ過ぎた翌日に取り入れてみてください。
最後に
食べ過ぎは誰にでもあり得ます。
もし、食べすぎてしまったという時は、今回あげたデトックス効果のある食材をとったり脾の機能を高めて、身体をリセットしましょう。
『昨日食べすぎたから今日は何も食べないぞ』ではなく、食事を抜くのではなく、プラスするイメージを持つのが重要ですね。
食べすぎた後の後悔が及ぼす影響はこのような影響があります↓
□食べ過ぎが続く原因になる
□内臓機能を低下させ、代謝を下げる
食べ過ぎた翌日こそしっかり栄養を補給していくことが大切ですね。