ダイエットがきっかけで私は過食症を経験しました。
なぜ過食症が起きたのかを分析してみようと思います。
今日は中医学でいう『気』のお話です。
今回の内容がおすすめな人
・お腹いっぱいなはずなのに気持ち悪くなるまで食べてしまう人
・食べても食べても満たされない人
上記のように「過食」に悩んでいる方には参考になる記事になっていると思います。
神経質・繊細な人ほど太りやすい
まず下記のツイートをご覧ください。
神経質・繊細な人ほど太りやすい。
「1人になると食べ過ぎてしまう」と悩んでいる人は周りを優先することが当たり前になっている可能性大です。
□人の感情や顔色
□食材の量
□体重これらに神経質になるよりも
「いかに自分が心地よく過ごすか?」を考える方が健康的なダイエットに繋がりますよ。— tomomi@体質改善コーチ (@tomo164_tomo) December 15, 2021
私は自分の体験を基にこう思います。
【神経質で繊細な方は太りやすい】
どういうことか詳しく解説してきますね。
いつも心に余裕が無くて、とにかく心を満たしたい!
こんな感情に心当たりはありますか?
今より+18kgだった頃、一人で食事をするのが怖かった時期がありました。
なぜなら自分が自分ではない感覚に支配されるんです。
一言で言うなら食べ物に取り憑かれる感じです。
心を満たすために食べているから食べ始めたら止められなくなってしまう。
この感覚が怖くて怖くて仕方ありませんでした。
過食してしまうときの感情
みなさんはストレス食いやどか食いという言葉を聞いたことがありますか?
これが過食につながります。
例えば学校や仕事で嫌なことがあって
「今日はおいしいものを沢山食べて元気出すぞ!」と前向きな気持ちで一日で切り替えられれば良いのです。
が、以前の私はそうもいかず・・・いくら食べても満たされることはなく。
典型的なストレス食い体質でしたね。
過食してしまうときの感情としては
「何か疲れたなあ。」
「何か満たされないなあ。」
「私ってこのままでいいのかな・・・。」
こんな感情を抱え、食べてるときだけはこの感情がなくなるんです。
つまり、以前の私は食べることで自分の感情に蓋をしていたんですよね。
自分の気持ちに蓋をすることでいい人を演じることができるから、みんなからいい人と思われたかった当時の私からしたら食べることは得策だったのかもしれません。
しかし感情を無視するのはストレスに繋がりますよね。
実は最新科学の調査でストレス太りは実在することが判明されていて
ストレスを感じると細胞レベルで太りやすくなるんです。
ストレスって思ったより怖いですよね。
過食時に選んでいた食べ物
自分の気持ちに蓋をするためにやけ食いするときに選ぶ食べものは
✔︎お菓子
✔︎甘いもの
✔︎菓子パン
このようにコンビニやスーパーなど手軽に買えるものでした。
逆にいうと手の込んだ手料理をやけ食いすることは一切なかったのです。
こう考えると以前の私は完璧な砂糖依存症です。
砂糖依存症だった
甘いものや食べ物がないと常にイライラ状態でした。
「痩せたいのになんで私はこんなにお腹が空くんだろう…」
「食べたら太るのに食べてしまう私はなんて意志が弱いのだろう…」
こんな風に自分にまたイライラして自己否定。
自分が嫌い→不満(痩せたい)→砂糖で解消
このループでした。
「自分が嫌い」の部分をどうにかしないとループから抜け出せないのです。
過食が起こる原因
食べるのがやめられないのは意志の弱さが問題なのではなく原理があります。
それは周りを最優先していて自分の気持ちに疎くなっているということです。
私は人に嫌われたくない、この想いが誰よりも強かったと思います。
当時、自己否定の塊だった私は
周囲に好かれることばかり考えていたせいか
生きている意味がわからなくなった時もありました。
周囲から好かれようとしていた私は、本来の自分を出せなかったので
常にストレスを抱えていました。
人に好かれようとストレスを抱え続けた結果、
「食べて気を紛らわす」というストレス発散方法を見つけてしまったんですね。
つまり、私は食べることで自分を保っていたんです。
過食という症状は私を守ってくれていたんですね。
神経質な人ほど過食する理由
「周囲は私のことをどう思っているかな?」
「これをしたら好いてくれるかな・・・」
上記のように人の顔色を伺うことが癖だった私は、自分の気持ちは無視して他人の顔色を優先していました。
とにかくいい人と思われたかったんですよね。
人の感情に神経質になればなるほど食への依存はひどくなっていきました。
1人になった途端「心も満たしたい!」そんな気持ちが爆発して食事で解消。
なんとなく、他人軸の神経質な人が過食に陥る仕組みはわかりましたか?
特に砂糖を含む甘いものを食べると脳は一瞬の快楽を覚えます。
そして甘いものを多く食べると血糖値が急上昇した後に急降下するので空腹を感じます。
そしてストレスを感じたら手っ取り早く幸せになるために甘いものを食べる。
このスパイラルに陥っていました。
他人ばかり優先して、自分の気持ちは一切無視。まず、そもそも自分と向き合っていなかったので自分の気持ちなんてわからなかったんです。
心を満たしたい人がやめられない食べ物
脳の仕組みには、食べ物を摂取して幸福を感じる物質があります。
その物質を摂取した際は、
「おいしい」「心地良い」
などのポジティブな感情を感じるようになっています。
その食べ物の種類は
✔︎砂糖
✔︎動物性脂肪
この2つです。
身体より心を満たしたい人は、この砂糖と動物性脂肪に依存しやすくなります。
動物性脂肪の例は生クリームやアイスクリームが挙げられます。
この2つを摂取することが脳が手っ取り早く幸せになれる方法なんです。
過食をしていた際、パスタやパンやケーキなど。。。この2つは代表でしたね。
過食を対策するには?
過食を対策するのは一言だけでは言い表せませんが、今回の記事での過食対策を以下にまとめます。
過食対策
□心の余裕を持つこと
(予定を詰め込まない)□よく笑うこと
□過食したくなる時をパターン化すること
自分が満たされていない状態が続くと過食は現れます。
なのでどんな時に自分が過食したくなるのか(睡眠不足・思い通りにいかなかったなど)パターン化すると対策しやすいですよ。— tomomi@体質改善コーチ (@tomo164_tomo) December 15, 2021
この対策有効です。
過食したくなる時って必ずパターンがあるのです。
私であれば以下の通り。
✔︎自分の思うように事が進まなかった時
✔︎睡眠不足
✔︎漠然とした不安を感じた時
これがわかれば対策できるのです。
✔︎自分の思うように事が進まなかった時
→自分のキャパオーバーなので目標を下げる
✔︎睡眠不足
→早めに寝る
✔︎漠然とした不安を感じた時
→紙に書き出す、寝る、やることをやる
このように対策できますよね。
本来、幸せになるためには自分が幸せなポジティブな感情を持たなければなりません。
自己否定してしまう方や、食べるのがやめられない、周囲に合わせるのが疲れた方は
まずは自分の気持ちを優先することへの罪悪感を減らすことが大切ですよ。
自分に正直に、自分勝手に生きることも大切です。