・朝起きにくい
・夕方以降に元気が出る
・甘いものがやめられない
このような身体の不調を感じる時はありませんか?
もしかしたら副腎疲労の可能性があります。
実は私も副腎疲労症候群を経験しています。
私はこの副腎疲労を解消することでことで18キログラムのダイエット成功、鬱病改善、アトピー改善につながりました。
✔︎今回この記事がおすすめな人
・身体の不調が多くてメンタルが安定しない方
・ダイエットがうまくいかない方
・疲れやすい方
私の経験談を踏まえながら、どうやって副腎疲労を改善したのか?をご紹介していきます。
そもそも副腎疲労って何?
「副腎疲労?なにそれ?」
って思いますよね。
それもそのはずで、あまり有名な病名ではないのです。
副腎とは腎臓の上にある臓器でやる気や元気などの「気」に関するホルモンを作っている臓器です。
この気を作る臓器が疲れていたら身体の元気がなくなるのはお分かりですよね。
では、現在の皆さんの副腎が疲れているかチェックしてみましょう!
副腎疲労度チェック
- 朝起きるのがつらい。
- 熟睡できず、朝目が覚めても疲れがとれていない。
- 甘いものや塩分が濃いもの(しょっぱいもの)が好き。
- エネルギーが不足している感じがする。元気が出ず、だるい。
- 今までで来ていた日常的なことをやるのに一苦労する。
- 性への興味が低下している。性欲がない。
- ストレスにうまく対処できない。小さなことでもイライラし人に八つ当たりしてしまう。
- 風や呼吸器の感染症に罹りやすい。罹ってもなかなか治らない。ぶつけた傷も治りにくい。
- 気持ちが落ち込む。うつっぽい感じがする。
- 人生に何の意味も見いだせない。楽しいことがない。
- PMS(月経前症候群)が悪化している。
- コーヒーやコーラなどのカフェインの入った飲み物やチョコレートを口にしないとやる気が出ない。
- ボーっとすることが多い。集中力が低下した。
- 物忘れをすることが多くなった。昼食に何を食べたか思い出せないほど記憶力が落ちた気がする。
- 甘いものを食べると元気になるが、その後だるくなる。
- 夕食後の午後6時以降になると少しずつ元気になってくる。
― 本間良子先生著「しつこい疲れは副腎疲労が原因だった」より引用 ―
※これらの項目のうち3項目以上当てはまる場合は、「副腎疲労」の可能性があります。
これらの症状に心当たりがある場合、副腎に負担をかけない生活習慣や食習慣を守ることが大切です。
私はこの副腎疲労の当時、朝は起きれないし、甘いものはやめられないし、イライラするしで日々憂鬱な毎日を送っていました。
とにかくこの副腎疲労って厄介なのが、自覚しにくいんですよ。
「朝起きられないのは意志の問題だ」
「イライラしてしまうのは性格の問題だ」
「甘いものがやめられないのは疲れのせいだ」
など、他のことのせいにできてしまうんですよね。。。
当時私はダイエットが成功しないのも、ネガティブ思考なのも、自分の意志の弱さが問題だと考えていました。
しかし、以前の私のように自分を責める前にこの副腎と向き合ってみてくださいね。
こんな人は副腎疲労に注意!
では具体的にどんな人が副腎が疲労するのでしょうか?
それは〜しなければ・べき思考の人です。
以下のツイートをご覧ください。
https://twitter.com/tomo164_tomo/status/1476071947209682945?s=20
このように主語が自分以外のことになっている方は副腎疲労になりやすいとされています。
なぜなら中医学の観点から憂鬱の感情⇆副腎は相互関係にあるからです。
義務感に囚われて、〜しなければいけない思考になっている人は
副腎が「もっと自分の気持ちを大切にして!」と教えてくれているのかもしれませんね。
今思えば自己否定の塊だった当時の私は、「〜したい」と考えていたことがなく、
「太っているからダイエットしなきゃ」
「女性だから痩せなきゃ」
とか、やりたくないけれどダイエットをしなきゃ!と思っているときはこの思考に陥ってましたね。
この憂鬱な感情を甘いものを食べることで紛らわせていたので、健康的に痩せられるわけがないですよね(苦笑)
副腎疲労を改善させる5選
この副腎の疲労を改善したところ
・18キロのダイエットに成功する
・アトピーが改善して肌を褒められる機会が増える
・疲れにくくなった
など心身ともに健康的になることができました。
そこで私がどうやって副腎疲労を治したのか?についてご紹介していきます。
先日以下のツイートをしました。
https://twitter.com/tomo164_tomo/status/1476078420073521152?s=20
詳しく解説していきますね。
心身共に健康に過ごすヒントになると思いますので参考にしてみてくださいね。
ビタミンB群・ミネラルを積極的に取る
まず副腎疲労を改善させる一番の鍵は食事です。
その食事の中でビタミンB群とミネラルの含まれた食材を取り入れることを意識しました。
そもそもビタミンB群とミネラルはどんな役割をしているのかご紹介します。
ビタミンB群‥疲労回復に重要な栄養素、不足すると情緒不安定になりやすくなる
ミネラル‥幸せホルモンの分泌に関わる栄養素、不足すると不安感を感じやすくなる
簡単にまとめるとこんな特徴があります。
こちらの栄養素はストレスがかかると不足気味になります。
また、甘いものを食べた時にもこちらの2つの栄養素が優先的に使われます。
ですので、副腎が疲弊している人はこのビタミンB群とミネラルが圧倒的に足りていないことが分かりますよね。
このビタミンB群とミネラルの日常的な摂取をお勧めします。
私が取り入れた例
ビタミンB群
・肩ロースの豚肉
・カツオやマグロなどの赤身のお魚
・間食にカシューナッツやアーモンド
・玄米、雑穀などの穀物を食べる
ミネラル
・アサリやしじみのお味噌汁
・青魚や貝を食べる
・わかめや昆布などの海藻
このような食事を意識していました。
レトルト食品、アルコール、甘いもののとりすぎはこちらの栄養素を消費させる原因になります。
食べすぎてしまった場合は翌日からこちらのビタミンB群とミネラルを意識した食事を意識するのが副腎疲労を改善するコツです。
ちなみに最初のうちはサプリメントで補うのもありです。
私も実際に甘いものがやめられなかった当時はマルチビタミンのサプリメントを使用していました。
3つのフリーを意識する
小麦、乳製品、白砂糖の食べ過ぎに注意しましょう。
この3つの食品は副腎を疲労させる原因です。
当時、菓子パンがやめられなかったのですが、菓子パンを食べるとなんだか安心するんですよね。
ビタミンB群、ミネラルが足りてくることで菓子パン食べたい欲も減ってきます。
なので順序としては
菓子パン食べたい→ビタミンB群とミネラルを意識した食事→食べたい欲が減る→副腎回復
っていうイメージですね。
甘味は蜂蜜と黒糖にする
白いお砂糖は血糖値が急上昇しやすいのです。
だから幸せを感じやすく、やめられない原因になるんです。
甘いものの食べたい欲を減らすのは精製された白砂糖を使用した食品を避けることが重要です。
白砂糖の代わりに蜂蜜や黒糖に置き換えるのをお勧めします。
ただし、天然物にしてください。
純粋な蜂蜜や黒糖はミネラルや酵素を豊富に含みます。
が、加糖ハチミツは白砂糖との違いがあまりありません。
ちなみに私はハチミツときび砂糖を普段のお料理で使用しています。
最近では、ハチミツをバナナやりんごにかけて焼くスイーツ(?)にハマっています。
ぜひ、身体のために純粋ハチミツ使用してみてくださいね。
良質なお塩を使う
こちらも砂糖同様で、精製されたお塩をやめて天然のお塩に変えました。
天然なお塩にはミネラルが豊富に含まれています。
また副腎はミネラルの調整をする臓器です。
副腎が疲弊している方は塩分がうまく調整できず、ミネラル不足になりがちです。
特にコーヒーやエナジードリンクなどのカフェインなしでは生活できない人、立ちくらみや気力が出ない人、無性にジャンクフードを食べたくなる人は塩分不足の証拠です。
対策としては、天然のお塩を少しつまんでお水に入れて飲むといいですよ。
〜したいからする思考に変える
副腎が疲弊する潜在意識は〜しなければいけない思考が関わっています。
〜しなければいけない思考の人って自分がどうしたいかよりも、他者にどう思われるかを気にしているので、強迫観念強いし、完璧主義な傾向があるんですよね。(過去の私)
当時の私も「痩せるためにお菓子は食べてはいけない」「女性だから痩せなければいけない」など常に思っていましたね(苦笑)
これって自分のために痩せたいというよりも人からよく思われたいから痩せたいと思っていたんですよね。
つまり、ストレスが溜まりやすい思考だから副腎が疲弊するんです。
これを改善する簡単な方法は「私は〜したいからする」にすることです。
まずは自分に重点を置き、私を主語にすることが効果的ですよ。
友達がこう言っていたから〜
太っているから〜
母親だから〜
というのではなく、私はこれがしたいからする!と自分の本心に従うことがストレスを溜めないことに繋がります。
常に何かに追われて、こうしなきゃ!ああしなきゃ!と追い込まれている方は、一旦立ち止まり、「これ、そこまでしてすることだっけ?」と振り返るのがおすすめですよ。
自分らしく生きることにもつながると思います。
まとめ
今回は副腎疲労を改善する5つのポイントを取り上げました。
これ以外にもストレスを溜めない生活が大前提ですが、私が実体験で副腎を元気にさせた食事や思考を参考にしてみてくださいね。
鬱っぽい時、イライラや不安な気持ちが続く時、そんな時は「あ、副腎疲労かも?」と思うきっかけになれば嬉しいです。